久しぶりに着せたらパツパツ?|秋冬に増える犬服サイズ問題
朝晩が涼しくなって、そろそろ去年の秋冬服を出そうかな。
お気に入りだったトップスを久しぶりに着せてみたら……
「あれ?なんかパツパツ?」
「去年は普通に着られてたのに。」
そんなことはありませんか?🐶🍂
体重を確認してみても、それほど変わっていない。
それなのに、胸まわりがきつそうだったり、首が詰まって見えたり、なんとなく去年とは着た感じが違う。
実は犬服のサイズ感は、体重だけで決まるものではありません。
成長や体型、胸まわり、毛量などが変化すれば、同じ犬服でも着用感が変わることがあります。
今回は、秋冬服を久しぶりに出したときに確認しておきたいサイズのポイントと、特にダックスフンドで気をつけたい犬服選びについてご紹介します。
🍂 なぜ秋冬になると「サイズが合わない」に気づきやすい?
一年中着ている犬服なら、小さな体型の変化にも比較的気づきやすいもの。
一方、秋冬服は暖かい季節の間、数か月クローゼットにしまったままになっていることがあります。
久しぶりに着せるからこそ、前回着たときとの違いが一気に分かりやすくなるのです。
さらに秋冬は、夏服に比べて生地に厚みのあるものや、袖のあるトップス、ロンパースなどを着る機会も増えてきます。
体に触れる部分が増えることで、胸や脇、足まわりなどのフィット感が気になることもあります。
「去年着られた=今年も同じように着られる」とは限らない。
秋冬服を出したときは、衣替えと一緒に愛犬のサイズも確認してみましょう。
🐶 体重が同じでも、サイズ感が変わることがある
「体重は去年とほとんど変わってないから、サイズも同じで大丈夫。」
そう思ってしまいがちですが、犬服選びでは体重だけで判断することはできません。
例えば同じ5kgでも、胸まわりがしっかりした子もいれば、細身の子もいます。
さらに同じ一頭でも、成長や年齢によって体つきが変化することがあります。
毛量が増えれば、同じ犬服でも以前よりフィットして感じる場合もあります。
特に成長期のパピーは、数か月の間でも体型が変化します。
成犬やシニアになってからも、体重だけでは分からない体つきの変化が起こることがあります。
だからこそ、「何kgだからこのサイズ」ではなく、今の体を実際に測ることが大切です。
📏 まず測り直したい「首・胸・背丈」
去年の犬服に違和感があったら、新しい犬服を買う前に一度採寸してみましょう。
基本的に確認しておきたいのは、首まわり・胸まわり・背丈です。
首まわりは、首の付け根あたりを確認します。
胸まわりは、前足の後ろ側にある胸の一番太い部分を目安に測ります。
背丈は、自然に立った状態で首の付け根からしっぽの付け根までを測ります。
愛犬が動いてしまって測りにくい場合は、一度だけで決めず、何度か測って近い数値を確認してみるのもおすすめです。
以前の採寸記録が残っていれば、比べてみるとどこが変化したのか分かりやすくなります。
① 首まわり|苦しくなっていない?
まず確認したいのが首まわりです。
着せたときに首元が強く張っていないか、以前より窮屈そうに見えないか確認してみましょう。
特に頭からかぶるタイプの犬服では、着脱するときの様子もチェック。
頭を通すのが以前より難しくなっていたり、着せるときに強く引っ張る必要があったりする場合は、今のサイズを測り直してみましょう。
② 胸まわり|ダックスは特にチェックしたい場所
ダックスフンドの犬服選びで特に確認してほしいのが、胸まわりです。
ダックスは胴が長く足が短いだけでなく、胸が深い特徴的な体型をしています。
そのため、体重だけを基準にすると「他は大丈夫なのに胸だけきつい」ということがあります。
着せた状態では問題なさそうに見えても、歩いたときに胸の生地が強く張ったり、前足が動かしにくそうになったりする場合もあります。
立っている状態だけでなく、実際に歩かせて確認する。
秋冬服を久しぶりに着せたときには、ぜひ見てほしいポイントです。
③ 脇まわり|食い込んでいない?
胸まわりと一緒に見てほしいのが、脇です。
サイズが小さくなってくると、前足を動かしたときに袖ぐりや生地が脇へ当たりやすくなることがあります。
特に秋冬は、袖ありのトップスや生地に厚みのある犬服も増える季節。
正面から見ただけでは分かりにくいため、横からも確認してみましょう。
歩いたときに前足がいつも通り自然に出ているかも、大切なチェックポイントです。
④ 背丈|短く感じるからといってサイズアップする前に
ダックスフンドでよくあるのが、胸や首は合っているのに背丈が短いというケースです。
「もう少しお尻まで丈が欲しいから、ワンサイズ大きくしようかな?」と思うこともあるかもしれません。
でも、ここは少し注意したいところ。
背丈に合わせてサイズを大きくすると、首や胸、脇まわりまで大きくなり、今度は服がずれたり前足が中へ入ったりすることがあります。
丈が短い=サイズそのものが小さい、とは限りません。
特に一般的な犬服の場合は、その服の体型バランス自体がダックスに合っていない可能性もあります。
⑤ 袖あり・ロンパースは「足まわり」も忘れずに
秋冬に活躍する袖ありトップスやロンパースは、首・胸・背丈だけではなく足まわりも確認しましょう。
ダックスは足が短いため、袖丈が長すぎると足が袖の中へ入ってしまうことがあります。
反対に、サイズが小さくなっていると、袖や足まわりが突っ張って歩きにくくなることも。
ロンパースの場合は前足だけでなく後ろ足も通すため、全身のバランスがより大切です。
着せたあとに少し歩かせて、歩幅がいつもより小さくなっていないか、足を不自然に動かしていないか確認してみてください。
👀 「パツパツ」のサインは見た目だけじゃない
犬服が小さくなったかどうかは、見た目だけでは分からないことがあります。
久しぶりに着せたときは、こんな変化がないか確認してみましょう。
- 以前より着せにくくなった
- 首や胸まわりの生地が強く張っている
- 脇が食い込んで見える
- 歩幅が小さくなった
- 前足を動かしにくそうにする
- 座ったときに服が強く引っ張られる
- 服を気にしたり噛もうとしたりする
- 着せると固まってしまう
もちろん、こうした様子だけでサイズが原因だと判断することはできません。
素材の感触や犬服に慣れていないことなど、ほかの理由も考えられます。
ただ、去年は気にならなかった犬服で今年だけ違和感があるなら、一度サイズを測り直すきっかけにしてみてください。
🧶 犬の体だけじゃなく、犬服の状態もチェック
久しぶりに着せて「小さくなった?」と感じたときは、愛犬の体だけでなく犬服そのものも確認してみましょう。
生地によっては、着用や洗濯、お手入れの方法などによって風合いや寸法に変化が生じることがあります。
去年より縮んでいないか。
生地が硬くなっていないか。
伸縮性に変化はないか。
リブなどが傷んでいないか。
以前の状態が分かる場合は比べてみましょう。
「愛犬が大きくなった」と決めつけず、愛犬と犬服の両方を見る。
これも久しぶりの犬服を着せるときのポイントです。
「ちょっときついけど着られる」は、そのままでいい?
なんとか頭は通る。
ボタンも留まる。
見た目には着られている。
そんなとき、「まだ今年もいけるかな?」と思うことがありますよね。
でも大切なのは、着られるかどうかだけではありません。
犬はその服を着たまま歩き、走り、座り、伏せます。
着せた状態では問題がなくても、動いたときに胸や脇が引っ張られているなら、心地よいサイズとは言いにくくなります。
「着られるサイズ」ではなく、「自然に動けるサイズ」。
今年も着せるか迷ったときは、この基準で考えてみてください。
📏 新しく買うなら、去年のサイズではなく「今」を測る
去年Mサイズだったから、今年もMサイズ。
そう選びたくなりますが、ブランドによってサイズ基準は異なりますし、同じ愛犬でも体型は変化します。
新しい秋冬服を購入するときは、去年購入したサイズだけを頼りにせず、今の首・胸・背丈を測って商品ごとのサイズ表と比較しましょう。
また、犬服の形によって優先して見たい部分も変わります。
トップスなら、背丈 → 胸まわり → 首まわり。
ワンピースなら、特に背丈と全体のバランス。
ロンパースなら、背丈 → 胸まわり → 足まわり。
数字がサイズ表に入っているかだけでなく、その犬服を着たときの形まで想像しながら選んでみましょう。
🐶 反対に「去年よりブカブカ」も見逃さないで
サイズ問題というと「小さくなった」ことばかり考えがちですが、反対にゆるくなっている場合もあります。
体型の変化などによって、去年より首や胸まわりに余裕が出ることもあります。
大きめなら苦しくないから大丈夫、と思うかもしれません。
でも犬服が大きすぎると、歩くたびにずれたり、脇に生地が集まったり、前足が服の中へ入ったりすることがあります。
きつすぎないことと同じくらい、大きすぎないことも大切。
去年の犬服を出したときは「パツパツになっていない?」と同時に、「ゆるくなっていない?」も確認してみましょう。
🍂 秋冬服を出した日にやっておきたいチェック
クローゼットから去年の犬服を出したら、そのまま着せてお散歩へ行く前に一度確認してみましょう。
- 犬服の状態:縮み・傷み・ほつれなどはない?
- 首まわり:窮屈すぎたり、ゆるすぎたりしない?
- 胸まわり:強く張っていない?
- 背丈:今の体型に合っている?
- 脇・袖:足を自然に動かせる?
-
実際の動き:歩く・座る・伏せる動作はいつも通り?
そして少しでも「去年と違うな」と感じたら、首・胸・背丈を測り直してみる。
秋冬の衣替えを、年に一度の愛犬のサイズチェックのタイミングにするのもおすすめです。
🪡 ダックス専門のAnjinhoがサイズを大切にする理由
ダックスフンドは、胴長・胸深・短足という特徴的な体型をしています。
そのため犬服では、単純に背丈だけを長くすればいいわけではありません。
長い背中に合わせながら、深い胸を包み、短い足の動きを邪魔しない。
首・胸・背丈・脇・足まわりのバランスを考える必要があります。
Anjinhoでは、そんなダックスフンドの体型を前提に犬服を設計しています。
そして実際にダックスに着てもらい、立ったときのシルエットだけではなく、歩いたときや座ったときの状態も確認します。
なぜなら、犬服で大切なのは「サイズ表に入ること」ではなく、その一着を着て愛犬が自然に過ごせることだと考えているからです。
去年のお気に入りが今年は合わなくなっていたとしても、それは残念なことだけではありません。
今の愛犬の体を知って、今のその子に合う一着を選び直すタイミングなのかもしれません。
🤍 去年のサイズより、「今のうちの子」を見る
去年はぴったりだった服。
お気に入りで何度も着た服。
今年も着せたいと思うからこそ、「まだ入るかな?」だけで判断せず、今の愛犬に合っているかを見てあげたいですよね。
体重だけでは分からない変化もあります。
だから、秋冬服を久しぶりに出した日は、愛犬の体をもう一度知る日にもしてみる。
首を測って、胸を測って、背丈を測る。
そして着せたら、少し歩いてもらう。
去年着ていたサイズではなく、「今のうちの子」に合うサイズを。
今年の秋冬も、お気に入りの犬服と一緒に心地よく過ごしてくださいね🐶🍂🤍
今のうちの子に、心地よく合う一着を。
Anjinhoでは、ダックスフンドならではの体型と動きを考えた犬服づくりを大切にしています。